老眼の症状

2014/03/26(水)

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老眼とは、近いところが見えにくくなるなどの症状で、40歳前後から始まる、目に起こる老化現象の1つです。個人差はありますが、誰もが老眼にはなります。近視・近眼の方でも老眼になります。
最近では、老眼と同じような症状が、子供や30代の若い人の間でも増えつつあるようです。それは、読書やテレビ、パソコン、携帯電話などを見続けているために起こっています。目を酷使することで、水晶体の厚さの調節を行なう毛様体筋に負担がかかり、衰えてしまっているようなのです。




40歳頃から初めて手元の見え具合に違和感をもたれる方が多いです。初期症状といたしましては、「手元の書類を見ているとピントが合わない」「長時間維持して見ていると疲れる」「夜間の運転に遠くがぼやける」といった症状が出てき始めると老眼を疑ってください。
老眼の原因は加齢により眼の中にある水晶体といわれる部位の機能が低下し、近くのものにピントを合わせる調節力が弱まってくることにあります。調節機能の低下は20歳ごろから少しずつ始まってくるものですから、老眼とはすべての人に起こる症状なのです。




薄暗い場所で 地図や本が読みづらい


気付くと本や新聞などを離して読んでいる


携帯などの小さい文字が見づらい


仕事で細かい数字や文字を読み間違える


鏡を見て化粧や髭剃りをするときに顔が見えづらい


マウスで隣りのアイコンをクリックしてしまう事がある



老眼の症状としては、「薄暗いところでは新聞などの細かい字が読みにい」「遠くはよく見えるのに近くがよく見えず疲れてしまう」「小さい字をみる時は、少し遠くに離すと見えやすくなる」などの症状があります。そのまま、放置しておくと、目が重くなったり、肩こりや頭痛、頭重、吐き気など、いわゆる眼精疲労の症状に悩まされることになります。
老眼は老化現象であって病気ではありませんから、眼鏡店に行きさえすれば、眼科に行く必要はないと思っている人が多いと思いますが、老眼を疑ったら、まずは眼科へ行きましょう。
その理由は2つあります。ひとつは、目の病気の有無を調べるためです。中高年になると老眼だけでなく、目の病気も増えてきます。例えば、糖尿病網膜症や緑内障などによっても、見えにくさが起こることがあります。眼科では病気の有無を調べる最低限の検査が行われます。老眼を疑って受診したら病気が見つかった、ということもあるのです。
もうひとつの理由は、自分の目にきちんとあった老眼鏡をつくるためです。眼科では視力検査とともに屈折度を調べます。屈折度とは、目の調節力を調べるものです。












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